ファーストラヴ 映画レポ
◯あらすじ◯
川沿いを血まみれで歩く女子大生が逮捕された。殺されたのは彼女の父親。
「動機はそちらで見つけてください 」
容疑者・聖山環菜(ひじりやまかんな)の挑発的な言葉が世間を騒がせていた。
事件を取材する公認心理師・真壁由紀(まかべゆき)は、夫・我聞(がもん)の弟で弁護士の庵野迦葉(あんの かしよう)とともに彼女の本当の動機を探るため、面会を重ねる……二転三転する供述に翻弄され、真実が歪められる中で、由紀は環菜にどこか過去の自分と似た「何か」を感じ始めていた。
そして自分の過去を知る迦葉の存在と、環菜の過去に触れたことをきっかけに、由紀は心の奥底に隠したはずの「ある記憶」と向き合うことになるのだが…。
今回の作品はいつもと違います!
なぜなら私はちょうど一年前くらいに面白いと話題になっていたこの作品を小説版(原作)を読んでいたのです……!!!
私は小説ってよっぽど面白く感じた作品ではないと途中で読む気がなくなってそのまま読まなくなって積読というパターンになりやすいです。
特に小説は好みそうな作品でも、やっぱり全て文字なので漫画とかと情報量の差が大きくて、消化して理解して読み進めるのに時間がかかるんですよね……(´-`)途中で止まって日数が空いてしまったら前情報を忘れて読み直さないといけないですしね。
だから読むことのできる作品は私としては多くないので、記憶に新しかったこともあり印象に残っていました。初めて読んだ作者さん(島本理生さん)でしたし。
あんまりサスペンスものの作品も好んで読まなかったのもあり、なのにめちゃくちゃ面白く先が気になって最後まで読めた作品でした。ちょうど一年前に病院の待合室で読み始めたことを覚えてます。
⚠️ここから先は映画のネタバレもチラチラ含んだ内容となるので、ご自身の責任でお読みください。独断と偏見の意見です⚠️
北川景子さんは顔面が大好きなんですよね。あと真っ直ぐな瞳が好きです。
どのシーンも美しくて幸せでした〜🙏🙏🙏
キャスティングが割と原作のイメージ通りの印象を私は覚えたので、見ていてスムーズでした。我聞さんも迦葉さんも、もちろん由紀さんも。
でも原作を知っているだけあって「あれこの人いないんだ」「このシーンはないのかぁ」
って感想も抱いたので、また原作はそれとして楽しめる良さがあっていいなぁって思いました(´∀`*)
あの一冊の小説も、情報量が多い120分の映画にしても入れられないシーンや削られる部分はあるんだなぁと知りました。
あの映画も1つの作品として原作を尊重して、大変面白いものとなっていますが、原作は原作の良さがあります。私は近いうちに絶対読み返すんだ……!!!
聖山環菜さんが、生きている人間だということをひしひしと感じました。めっちゃ泣きました。
独房でストレッチをひたすらしているシーンで、環菜さんが宛てた手紙が読まれているシーンが生々しくて印象的でした。
由紀さんがぶつかる問題も割と丁寧に描かれていたのも印象的でした。
自分はあまりそこらへんのところ覚えてなかったので(もしかしたら描写なかった……?分からない)由紀さんが苦しんでいた様子が刺さりました。
個人的に我聞さんがはちゃめちゃに良い人なのに()終始そこまで大きく注目されることないのは少し切なさを覚える……( ˙-˙ )仕方ないのかもしれないけども
みんなの大きな柱となってるよね、好き。そういう人間になりたい。
迦葉さんの絶妙に女たらしな感じとか、由紀さんに対して特別感あるところとか、あの雰囲気めっちゃ好きです。
旦那にしたいのは圧倒的に我聞さんだけど、好きになるのは確実に迦葉さんだなぁって印象
感情の流れとか登場人物たちの想いが鮮明に伝わってきたのが全体の印象でした。
なので共感性パラメーターが高めの私は終始よく泣いてました。
映像キレイだったな……
あと人間の欲望も眼や行動に強く表れていたと思うので、映画監督さんが原作に忠実にしてくださったんだと思う。👏👏👏すごい!
詳しい内容や終わり方などなど気になった方は是非とも劇場に足を運んでください!!!!!!
はちゃめちゃに面白かったです。
(内容が重めなので、共感性高すぎると落ち込む可能性アリなので注意!)
精神が安定していて、引っ張られない注意だけして行ってくださいね。
人気作らしく劇場にかなり多くの人が入っていたので、時間をおいてから行くのも◎
パラって見た原作がやっぱり結構映画に出てこないシーンあるので、本当に原作読むの楽しみです嬉しい(*`・ω・´)わくわく!
また原作読んでみて、感想書くのもアリですね✏️
読んでもらってありがとうございました〜⁽⁽◝( 'ω’ )◜⁾⁾
またね🌙
2021.02.21.22:31
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