サトコとナダ
ルームメイトはサウジアラビアの女の子!?初めてのアメリカ、イスラム文化、ひとつ屋根の下で繰り広げられる魅惑の異文化交流ライフ
全4巻↓
https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000042557
あらすじはそんな感じです。終始まったりとした話の展開でした。(´∀`*)
今はTSUTAYAで漫画をひたすらにたくさん借りて、毎週30冊読みまくるということをしているのですが、それの一環で興味を惹かれたので借りました。面白かったのでいずれこの作品は電子書籍で買います(*`・ω・´)
作者のユペチカさんがサトコなのか、それともサトコとナダは本当に架空の人物なのか……
主にナダの生態が(生まれも育ちも純日本製の)私にとっては興味深く映りました。
髪や頭を隠す布も種類がたくさんある、布の巻き方によって国や地域が変わる、とか
4コマ漫画だからこそコミカルに分かりやすくあちこちにそういう情報が入っていて、めちゃくちゃ読みやすくて勉強になる内容でした(´∀`*)
サトコもナダも2人とも(後々出てくる2人の友達、家族たちなどみんな)素直で、相手のことはもちろん他人のことも平等に助け合いのような精神をもっている優しい人たちです。
思いやりの心が強いので見ていてほっこりすることが多く、トラブルが起こることも少ないので読みやすいです。
恋愛観の違いも日本とサウジアラビアは全然違うので、そこから巻き起こっている話もめっちゃ面白いです。
ものすごくプライベートなことなのに、文化の習性からみんなが共通してもっている価値観だからこそ実に興味深いです。
どっちが正しいとか間違っているわけじゃないけど「全然違っている、そういう価値観がある」ということを知れただけでこの本を読んで良かったと思いました。
2人の共通の友達のミラクルやケビンから学べるアメリカの文化も面白いですね〜
アメリカのバスは日本のタクシーみたいに手を挙げてアピールしないと止まらない、とかめっちゃアメリカ的。
ケビンは日本人とアメリカ人のハーフなので、見た目はアジア系なのに英語はネイティブだし、でも日本の文化や漫画などのオタク文化がすごく好きでいずれ日本に行きたいと勉強をしている子です。だから日本とアメリカの考え・価値観のギャップに敏感だったりします。
ナダがサウジアラビアの話をして、文化を知っていくと徐々に自分は幸せだなぁと思うこともありました。(2巻最初の方)
サウジは結婚前の男女は飲食店でも絶対に一緒にご飯を食べてはいけない、参政権は女性が最近まで持てていなかった、などは日本で生活をしていて当たり前に享受していた権利なので考えさせられました。
私は1人でも堂々と飲食店に入ってトンカツ定食をムシャムシャ食べられる社会が好きです。
気になった男性とは親睦を深めるために一緒にご飯を食べに行きたいとも思います。
参政権をもつことができたのは先人の勇気と努力の賜物だと知ってはいますが、政治に興味をもたせないように情報操作を国としてされているように感じること、年功序列の考えが未だ根強くて若者がどんどん政治離れせざるを得ないような空気になっていることなど、社会に対して不満はたくさんもっています。
そうしたことも考えられるきっかけになったのはよかったです。
↑トンカツ定食を食べているイラストはなかったです(´・ω・`)
私も一昨年の夏にカナダに留学をしたので、サトコの気持ちや同じく留学をしたマチコちゃんの気持ちもなんとなく分かります。
また留学がしたいなって割と強く思いました。
とりあえず真夜中にぐるぐる考えてて思いついたとてつもなくナイスアイディアを、伝えたい人がいるので近いうちにそうした話もブログであげられたらいいなと思います。
わーい、楽しかったな。こうして読んだ本たちをまとめて感想文書けたこと、幸せです。
また近いうちは読んだ漫画たちの話をガツガツしていこうかなと思います\(^O^)/
読んでもらってありがとうございました!また見てねヽ(○´3`)ノ
2021.01.23.15:36
ps 私が生息しているツイッターに作者ユペチカさんがいたので、フォローしました。
せっかくなので、このブログの許可というか宣伝のDMを送ろうかなと思っておりますが、場合によってはこの記事の変更、非公開などあるかもしれないです。ご了承ください。
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