教養について、小難しく考えてみた。 9日目
教養ってなんなんでしょうね。
皆が知っていること?知っていた方がカッコよく見える雰囲気?
【教養】
学問・知識を(一定の文化理想のもとに)しっかり身につけることによって養われる、心の豊かさ。
【常識】(私が似てるよなーって思ってた言葉)
健全な一般人が共通に持っている、または持つべき、普通の知識や思慮分別。
私の大好きな児童書の「ルドルフとイッパイアッテナ」シリーズで、私は「教養」という単語を知るのですが、
最近ひしひしと「もっと教養をつけないといけないなぁ」
と、思うわけです。
- 作者: 斉藤洋,杉浦範茂
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1987/05/20
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突然ですが、皆様は歴史って好きでしょうか?
私は苦手です。教科名が「社会」の時代から苦手でした。
といっても、最初の方は結構好きなんですよね……
旧石器時代とか、縄文、弥生くらいまでは。
昔過ぎて、異次元過ぎてワクワクする、というか。
中国が関わり始めると苦手になるんですよね。(そもそも中国が国変わりすぎ問題)(名前そんなに覚えられない)
大学に入って、教養科目で歴史学とか取ってたりして、そこらへんから歴史への関心とか興味がぐぐーって上がるんですが、やっぱり未だに苦手意識は持っています。
興味が湧いた理由とすると
「年号とか有名な人の名前とか政策とか、そこまで覚えなくてもいいから、
ただ日本がどういう流れで今に至るのかを把握してほしい」
ということをよく先生が言っていたからです。
昔の人だって、時代が違えど同じ人間で日本人なわけで。
お腹は空くし、喉も乾くし、生きていくためには食べなければいけない。
国はたくさん人間がいるから、みんなを思ったように動かすためには決まりをつくらなければいけない。
その国を動かしている偉い人だって人間だから、誰かに嫌な態度を取られたら嫌いになっちゃうよね( ゚Д゚)
という当たり前なことが当たり前に考えられるようになっていった感じ。
前までの義務教育で学んできたことは、別の国のことを聴いているようだった。
今は誰も刀を持っていないし、服は着物じゃないし(着物の着方すらわからないし)
食べるためにお米や野菜を家でつくっているなんて人いないし(知らないし)
……みたいな。
現実に今生きている日本と、先人たちが築いてきた日本が違いすぎて実感が湧かず、時々面白い授業をしてくれて記憶に引っかかっているものもあるけど、それは先生が面白かっただけで内容はうろ覚え、みたいな。笑
きっと今歴史学や歴史の授業があったら、前より楽しく受けられただろうに。
今までに繋がっているという実感が湧かずに受けていた歴史の授業は、
「テストの為に暗記をするためのとっつきにくい物」という認識だった。
今では少し歴史に対する見方・考え方が変わって関心も強くなった。
が、それは一つの物語のように語ってくれた先生がいて、
「本当はこういう背景があった」という通常の義務教育内では教えてくれないようなことを教えてくれた先生がいたからである。
自分の習ってきたことやその分野に関しての知識や経験則はもちろん自分なりに身に着けてきたけれど。
最近は卒業した後に恥ずかしくならないような知識をどうやって付けるべきか、を考えてます。美術や宗教や歴史、デザインとかとか。
専攻ややってきたことは、もちろん好きでやってきた・飛び込んだ世界であることもあるし、放っておいても目が向くし本も読むけれど。それ以外となると別だ。
一応「美術大学」の名前を背負っていくわけで。
「それならコレ知っていて当然だよね?」
と言われて、専門外のことは上手く応えられる気がしない。
じゃあ、どうやって関心を向けていくかという問題に立ちはだかったわけです。
先生は一体どうやって通常授業で扱わないような裏話を知ったんですかね…?
一般的な知識を入れ込んだ上で「本当の日本史」みたいな本を読み漁ったのかな?
そういうことが手っ取り早いですね、自分の知識として蓄えるためには。
もっともっと勉強しないといけないですねー。ずっと大学生やっていたい。
研究してたい、自分のことも、好きなことも。
とりあえずもう一回日本史をちゃんと勉強したいです。美術史も。
明日もステキな1日にしましょう、おやすみなさい。🌛
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